冬の訪れを告げる自然現象

周囲の環境と、そこに暮らす生物や植物には、密接なかかわりがあります。ここでは、環境の変化の指標となる植物や動物、自然現象を紹介します。
福島市のあぶくま親水公園や猪苗代町の猪苗代湖をはじめ、県内各地の「白鳥の飛来地」に飛来するハクチョウやカモなどの水鳥は、福島に冬の始まりを知らせる使者となっています。
食糧や環境、繁殖などの事情に応じて、定期的に長い距離を移動(渡り)する渡り鳥の中で、日本を基準とした場合、日本より北方から渡ってきて冬を日本で過ごし、冬が終わると繁殖のために北に帰って行く鳥を「冬鳥」と呼びます。オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カイツブリなどの水鳥は、冬鳥の仲間です。
一方、日本より南方からやってきて、日本で夏を過ごし、繁殖期が終わると南に渡って行く、ツバメ、オオルリ、キビタキなどは、夏鳥といいます。「鳥はなぜ、どのようにして(どのような経路で)、渡りをするのか」ということは、鳥類学の研究テーマのひとつであり、日本を含め世界各国で調査研究が行われています。
あぶくま親水公園付近の阿武隈川には、今季最初のハクチョウが10月21日に飛来してきました。阿武隈川周辺では、台風19号の影響で、河川敷などの地形が変化しているようなところもあり、心配していましたが、今年も渡り鳥たちは、やってくるようです。
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