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今年の梅雨は少雨?梅雨が明ければ、いよいよ、プール本番!!

pool先月の6月13日に福島県を含む東北地方南部が梅雨入りしましたが、今のところは少雨傾向の梅雨です。
首都圏では取水制限が始まり、少雨状態が続けば、夏場には水不足になるのではと報道されています。

さて、平年予想であれば、あと3週間も経てば福島県は梅雨明けとなり、夏真っ盛りを迎え、小中高校は夏休みに入ります。
小学校では夏休み期間中、ほぼ毎日プールがあり、体力づくりには最適です。

しかし、この時期になるとプール熱(正式名称:咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ))が流行る恐れがあります。
プールの水を媒介として感染しやすいことからプール熱と呼ばれているそうです。
症状としては、感染後5日間前後の潜伏期間を経て、突然、40度前後の高熱が4日~7日間ほど続きます。
喉の腫れと結膜炎を伴い、目が真っ赤に充血し、喉の腫れがひどい場合は扁桃腺炎になることもあるそうです。

プール熱は学校保健安全法(旧学校保健法)では、第2種伝染病に指定されており、症状がなくなってから更に2日経つまでは出席停止となります。

なお、プール熱には特効薬がないため、予防が大事になります。
予防するには次のことに留意してください。

●プールを利用する前後には必ずシャワーを浴び、身体の汚れを落としてください。目も良く洗いましょう。

●プールで使用するタオルは個人専用の物を用意し、共同で使わないようにしましょう。
家でも同じく感染者が使ったトイレのタオルなどを共同使用しないようにしてください。

●普段から手をこまめに洗う習慣をつけましょう。
トイレの後には必ず石鹸を使って手を洗い、汚れを落とすことが大切です。

●目をこすらないようにしましょう。
目をこすった手であちこち触ると、それが感染の元になってしまいます。
目やにを取る時はティッシュで拭き取り、すぐ捨ててください。

最後に、当社では下記の検査を行っておりますので、何なりとご用命ください。

●学校プールや遊泳用プールのプール水水質検査 詳しくはこちらから