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春の訪れを告げる自然現象

周囲の環境と、そこに暮らす生物や植物には、密接なかかわりがあります。ここでは、環境の変化の指標となる植物や動物、自然現象を紹介します。

「春の訪れ」を象徴するものとして、テレビやラジオの気象情報などでは、「桜前線が北上する」という言葉が使われますが、その「桜前線」は、福島県内では「南下する」というのが実感でしょう。始めは、浜通り地方を北上しますが、その後は、中通り地方に移って南から北に進み、最後は、会津地方をやはり南から北に移動するのが、例年の動きです。中通り地方と会津地方の桜前線が南下するのは、「北部側よりも南部側の方が、標高が高い」という地形の特徴があるためです。標高が高い地域の方が、気温が上がる時季が訪れるのも遅いし、桜の開花も遅くなるわけです。

中通り地方と会津地方の桜前線が南下するのは、「北部側よりも南部側の方が、標高が高い」という地形の特徴があるためです。標高が高い地域の方が、気温が上がる時季が訪れるのも遅いし、桜の開花も遅くなるわけです 。
中通り地方では、通常の年であれは、4月上旬から中旬に福島市の桜が咲き始め、二本松市、郡山市と続き、白河市で満開となるのは、4月下旬から5月上旬です。会津地方でも、会津若松市の桜が見頃を迎えたあと、猪苗代町や田島町の花が咲き、尾瀬を有する桧枝岐村では5月中旬から下旬に咲きます。
ただ、日本気象協会は発表した2020年の「桜の開花予想」では、全国的に平年より早く、記録的な早さで開花するところが多いとのことです。

中通り地方、会津地方の主な市町村の標高(海抜)
〈中通り地方〉
福島市   66m
二本松市  226m
郡山市   245m
白河市   361m
〈会津地方〉
会津若松市 218m
猪苗代町  522m
田島町   550m
桧枝岐村  939m

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