突風
風の名前(その3)……「突風」
「突風」とは、文字通り「突然吹き起きる強風」の呼び名です。福島県では、梅雨が明けて、日照時間が多く気温が高い本格的な夏を迎えると、日中の気温の上昇などの影響で積乱雲が発達することも多いため、 局地的大雨や落雷、そして突風などに注意が必要な時季となります。
発達した積乱雲から発生する突「突風」としては、「竜巻」「ダウンバースト」「ガストフロント」と呼ばれる現象があります。
「竜巻」は、積乱雲に伴う強い上昇気流によって発生する激しい渦巻きのこと。幅数十メートルから数百メートル、長さ数キロメートルの範囲に被害域が及ぶことがあります。
「ダウンバースト」は、積乱雲から吹き降ろす下降気流が、地表に衝突して水平に吹き出す激しい空気の流れのこと。被害域は、数百メートルから十キロメートルの円形や楕円形に広がります。
「ガストフロント」は、積乱雲の下でできた冷たくて重い空気の塊が、その重みによって、温かくて軽い空気の側に流れ出すことにより発生するもの。竜巻やダウンバーストより水平の広がりが大きく、数十キロメートル以上に達することもあります。

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