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木枯らし

風の名前(その7)…「木枯らし」

「木枯らし」は、「木を吹き枯らす」という意味で、秋から初冬にかけて吹く、強く冷たい風の名前です。「凩」という字も使われます。

気象に関する用語としては、晩秋から初冬の間に日本の太平洋側地域に吹く、風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風を指します。いわゆる「冬型の気圧配置」になったことを表す現象です。
冬型の気圧配置とは、「西高東低の気圧配置」といわれ、西に勢力の強い高気圧、東に発達した低気圧がある状態です。天気図では、南北に延びる等圧線が日本付近に何本も描かれ、縦縞になります。日本海側の地域に雪や雨を降らせます。

このような「冬になったことを感じさせるような風」が、東京地方と近畿地方で吹いたときには、気象庁が「木枯らし1号が吹いた」と発表しますが、東北地方では、「木枯らし1号」の名称は用いません。

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