温泉(秘湯について)
温泉あれこれ(その5)…福島は秘湯の数日本一!?
近代化の波に取り残された「秘湯」
全国でも有数の温泉大国である福島県。県内各地にたくさんの温泉があり、それぞれに歴史や泉質、周辺観光、温泉グルメなど多彩な魅力を放っています。ところで温泉好きな方の中には「秘湯」に惹かれる方も多いのではないでしょうか。秘湯に明確な定義はありませんが、アクセスが不便な場所にひっそりと湧く温泉、知る人ぞ知る隠れ家的な宿…というイメージがあります。
そんな温泉宿が集まって発足したのが「日本秘湯を守る会」。昭和50(1975)年4月、高度経済成長を経て日本人の暮らしが便利かつ快適に変化していった時代に、世間から忘れられたようなひっそりとした山の宿33軒によって始まりました。昭和59(1984)年には、天栄村にある二股温泉・大丸あすなろ荘の館主・佐藤好億さんが、同会の三代目会長に就任しています。
「日本秘湯を守る会」の加盟宿数日本一
交通インフラが発達した現在では、「たどり着くのが難しい」場所はほとんどありませんが、日本秘湯の会は「限りある地下資源の温泉に感謝し、守り続けるために自然環境の保持・保全に真摯に取り組む」ことを掲げて、旅人の心に寄り添う秘湯のぬくもりを伝え続けています。
2021年6月現在、同会に加盟している宿は全国で154軒(休会の宿を除く)。都道府県別に見ると最も多いのが福島県であり、22軒が加盟しています。日常の喧騒とはかけ離れた別世界で、ひたすらゆっくり寛ぎたい。そんな時には、福島の秘湯に心身をゆだねてみてはいかがでしょう。
日本秘湯を守る会の公式サイト
https://www.hitou.or.jp/

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