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CSR活動

「第48回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクトin川西」開催報告

2018.03.04


原発事故後、放射線を不安視する福島の児童と保護者の保養を目的に、かねてから保養活動を行っているボランティア団体「アースウォーカーズ」への支援として、2018年3月4日(日)に実施した。児童と保護者、スタッフ合わせ70名弱の人数が大型バスで川西町へ向かった。

日本海側は特に雪の多い年だったが雪溶けは急速に進み、それでも残雪は1m以上あった。校庭のすべり台の高さは屋根まで達していて、長い雪の高台は、2ヶ所の通路を除けばおもいで館建屋と同じ程長かった。先に体育館で挨拶した後は校庭で集合写真を撮り、昼食まで雪遊びをしてもらった。例年にも増して良く晴れ、とても暑かった。




昼食は昨年同様、カレーライスに鶏唐揚げと玉こんにゃくを添えたもの。今回はいわきから沢山の参加者が集い食堂が満席となり、参加者とアースウォーカーズまでの全員で一緒に食べてもらった。カレーライスを増量していたので参加者はもちろん、大学生には沢山おかわりしてもらった。



食べ終えた人から体育館へ向かい食後の休憩となった。外と比べ体育館は思いの外寒くストーブを焚いていたが、暖を取る子供は一人もいなかった。子供達は左程休まず遊びを再開していた。




午後は校庭で宝探しを行った。去年同様バナナ、みかん、おもちゃ入りカプセルの3種類で、そのうち当たりくじの入ったカプセルは4つ、景品は科学の漫画本とした。埋めたものが見つけ難くなってきた頃に宝探しを終了したが、今回もカプセルを見つけられなかった子供達が数名居り、当たりくじの入っていないおもちゃ入りカプセルを残念賞として渡した。



残りの時間は体育館と校庭の好きな方で自由に遊んでもらった。今年は体育館で遊ぶ子供は殆ど居なかった。校庭では去年好評だったスノーフラッグを希望者で行った。ボランティア大学生もスノーフラッグに参加し、最後を締めくくった。




終わりの時間が訪れ、バスに乗る前にお菓子袋をプレゼントした。




夏に続いてのいわき始発により、雪の少ないエリアから沢山の参加があり、とても賑やかになった。今後もアースウォーカーズを支援し、放射線を不安視する福島の児童と保護者の笑顔が一つでも増えるよう活動することによって、企業としての社会的責任を果たして行きたい。
おもいで館出発の様子